家を新築するときに作った専用のホームシアター『河童庵』

私のシアター SONY LHP-520J
スクリーン正面 ↑SONY LHP-520Jの一番初期型。1995年の夏、家の新築と同時に発売されたばかりのこいつを購入しました。使ってみるとこれが結構じゃじゃ馬で、黒は浮き気味な上緑色がかっているし、暗くてどうしようもありませんでした。しかし調整を進める度に画はよくなっていきました。一時はサービスマンモードで明るくしてみたこともありましたが、黒が浮いてしまってどうも気に入らず元に戻しています。そして最後の詰めはVISCOMのVSA10000、これは利きました。明るくすると飛び気味だった白も、つぶれがちだった黒もうまくのびてしっかりとした画に仕上がっています。Hi-Viの取材で訪れた小原さん曰く『LHP-520Jでここまで出ていれば上出来でしょう!』の言葉にすかっり感激です。

←LPH-520Jで実際に写している画面の様子

Pionner DV-S9とVISCOM VSA1000 ←上が上記で紹介したRGBビデオプロセッサーVISCOMのVSA10000と下がDVDプレーヤPIONEERのDV-S9。
VISCOMは思ったより作りがしっかりしていて、高級感があります。一つ下のランクのVSA9000と悩んだ末のVSA10000購入です。結果は最高で、思った様に画の調整が出来ました。項目をオンスクリーン表示にしなくてもよいので、調整がとてもやりやすいのが気に入ったところです。
PIONEERのDV-S9購入前はSONYの7000を使用していましたが、深みと奥行きの違いは歴然ですね。音が静かなところが一番気に入っています。なんて言ったって『音が静か=映画にのめり込める』なのです。あまり評判のよくなかった内蔵のDACですが、私的にはとても気に入っています。もっとも以前持っていたCDプレーヤがあまりにもプアだったからかなあ?
三菱HV-BS1とYAMAHA DSP-A3090 ←三菱のHV-BS1という10年も前のビデオデッキとYAMAHAのDAP-A3090です。本当はビデオデッキ、AVアンプ共に買い換えたいのですが、予算が出来ずすっとこのままかもしれません。当時は最高機種だったDSP-A3090も現在は陰が薄くなってしまい、寂しいかぎりです。パワーアンプの追加でもすればずいぶんと変わるかもしれませんが、夢の夢ですね!
DSP-A3090の後ろ姿 ←DSP-A3090の後ろ姿
我が河童庵の主役への接続は、センターをのぞきすべてAudioTechnicaでバイワイヤー接続です。最初は普通に1本のケーブルで接続していたのですが、私の耳でもわかるくらいすっきりしました。Hi-Viの取材時、小原さんにご指摘を受けたフェライトコアのノイズフィルターは、電源周りのみにしました。確かにすべてのワイヤーにつけていたときと比べると、明るい感じになったと思います。

しかしこうやって見るとビデオデッキの電源ケーブル細いですね〜!


自作のCD&DVDラックです。部屋がほぼ真四角というオーディオ的には不向きな形のため、音の響きがとてもひどかったんです。そこで、CD&DVDをきれいに納める、壁とオフセット角度をつけて少しでもライブな感じを押さえるべく、特性角度付きCD&DVDラックを作成しました。反対側の窓には厚手のカーテンを2重にして、スピーカの前には2つ折りにした絨毯を引いてみると結構落ち着いたので一安心です。実は、この部屋の床は2重になっていて、共振していたようです。絨毯を2つ折りにして敷いたのがこれに利いたようで、落ち着いた音になっています。

2重構造の床
会社で廃棄処分されたフリーアクセスフロアをもらってきました。おかげで、ケーブル類はすっきり収まったのですが、上記のような悩みが...
自作 CD & DVDラック
戻る