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PowerBookG4 12" 867MHz
PowerBook G4 12" 867MHz 2003年1月発売
東京転勤一年のご褒美に2003年3月3日、自分で購入しました。今どきのWindows搭載機からするとまだまだ重たいですが、CD-R/RW DVD-Videoを搭載していることを考えると、そこそこかなあ?って思います。できれば取り外し可能にして、ダミーがつけられるようになるといいかもしれません。またセンターにつけられた低音用スピーカですが、ないよりはましという感じです。これだけで本格的な音になるわけもなく、こちらも軽量化を優先した方が好意を持たれるかもしれません。確かにPBG415"から比べると少しはましになっているのでしょうが、ノートPCに対してそんなに高音質は求めている人はどのくらいいるでしょう?少しでも軽くするためには「いい音を聞きたいときは外部のスピーカで」という割り切りが必要だと思います。メモリの搭載が2スロットになるか、せめてオンボードのメモリを512MBにしてもらいたいですね。それと3次キャッシュの搭載をぜひお願いしたいです。550MHzからの速度向上は感じますが、劇的な快感はありませんでした。VirtualPCはかなり早くなったように感じます。私がけっこう好感を持っているのは、キーボードを打ったときのしっかり感です。PowerBookG4 15"と比べ、かなりしっかりカチッとした感じのキータッチは僕好みです。キートップも十分大きく、ノート型のキーボードとしてはかなり上出来の部類だと思います。
とりあえず、PowerBookG4 15"と重ねてみました。厚さはわずかですけど増しています。液晶自体を閉じてもわずかながら隙間ができる構造ため、15"の時におきた「モニタへキーボードの跡が付く」ようなことは起こりそうもありません。15"モデルで唯一キライなデザインだったモニタのヒンジもなくなり、すっきりとまとまっています。
並べてモニタを開くと、大きさの違いがよく分かりますね。持ち運ぶには小さな12"がいいけど、やはり広いモニタはそれなりに魅力があります。そう言った意味では17"は需要があるかもしれませんね。時々持ち運べるワークステーションとして、17"は最適かもしれません。12"と17"はそれぞれの使い方でのスペシャリストとして、15"は持ち運んでも、デスクトップとしても使用してもよいオールラウンダーとしていいですね。それぞれ購入者のワーキングスタイルで選ばれていくのでしょう。
こうして重ねてみると、12"はけっこう丸みがついているのを感じます。実際持った感じも、柔らかな印象があります。しかし薄いチタン装甲とは違い、そこそこの厚みのあるアルミ装甲はひんやり感じます。
1995年の発売当時には劇的に薄く、軽かったDuoシリーズと重ねてみました。僅かに小さくなっていますが、この向きの写真ではあまり違いはわからないですね。Duo2300Cの画面が640×480でしたが、G4/12"では1024×768と広くなり、その上これだけ小さくなったのは時代の流れなのでしょうね(正直もう少し薄く、軽くできないものかとは思います)。軽く小さくするためにほとんどのインターフェイスを捨てたDuoの思い切りのよさは、PCカードバスを捨てた今回のPowerBookG4と、どこか素性が似ているのかも知れません。
このアングルだと、かなり薄くなったことがわかります。Duoをはじめてみたときには、よくこんなに薄くしたものだと思いました。このほか、小ノート型の代表選手PowerBook2400と比べても厚さはかなり薄くなっているとおもいます。大きさでは大差はありませんが、厚み差がDuoとで6mm、2400とで17mmも薄くなっているので、厚みの差の方が感じてしまうかもしれません。