ワインの試飲会

Kavli Crispy Thin ノルウエイ産のクラッカーです。チーズや鰯の塩漬け、生ハムなどを乗せると「おいしい！」
boursin フランス産のガーリックチーズです。上記のクラッカーに乗せて食べると最高です。
Pienheimer Schloss Qualitatswein b.A 2000年もののドイツ産甘口赤ワインです。普段ドイツワインというと、ほとんど白しか飲みませんが、この赤は非常に芳醇で気に入りました。甘口なのにすっきり、そしてしっかりしたボディーがあります。
Alzeyer Rotenfels Beerenauslese 1998年もののドイツ産極甘口白ワインです。まだふたを開けていませんが、試飲をしてきた感じでは、非常によくできたデザートワインです。蜂蜜のような甘さと、それでいて後味がすっきりした飲み口でした。
Bretznenheimer Vogelsang 1999年もののドイツ産甘口白ワインです。ランクはKabinetですが、Ausleseといってもおかしくない出来のワインです。これは生産者が、意図的に格下のランクを付けたものだそうです。「広くみんなに飲んでもらいたい」という意図があるようでが、その意気込みをしっかり感じられるおいしいワインです。
PiedAngloys こちらもフランス産のカマンベールチーズです。クリーミーでおいしいですよ。

ドイツワインのランク表です。下に行くほど高級なものになります。

A.1.	Deutscher�Tafelwein	日常消費用ワイン
A.2.	Deutscher�Landwein	地酒テーブルワイン
B.1.	Qualitaetswein bestimmter Anbaugebiete	上質ワイン
B.2.	Qualitaetswein mit Praedikat	肩書き付き上質ワイン	Kabinett
			Spaetlese
			Auslese
			Beerenauslese
			Eiswein
			Trockenbeerenauslese

Kabinett (カビネット)	肩書き付き上質ワインでは、もっとも基本的ランクなります。糖度が低くさっぱりしたものが多いようです。日本ではカッツ（黒い猫のマーク）などが有名です。上品で他の味のじゃまにならず、どのような食事にもよく合います。またワインだけで楽しむにも十分おいしく楽しめます。
Spaetlese (シュペートレーゼ)	シュペートレーゼ遅摘みといい、通常のつみ取り時期より、最低1週間遅らせて収穫した葡萄を使用したワインです。完熟した葡萄を使用するため、甘みがしっかりつきます。芳醇な香りが魅力のおいしいワインです。
Auslese (アウスレーゼ )	時には貴腐菌を伴った房を、選び抜いて作られる特急品のワインです。気品のあるこくと、淡い琥珀色が魅力です。必ずしも甘口とは限りませんが、私は甘口のものを好みます。本場ドイツでは特別な集い、記念の日に栓を抜くワインです。
Beerenauslese (ベーレンアウスレーゼ)	さらに完熟度が高く、さらに吟味された選り抜きの粒を使ったワインです。琥珀色に輝き、100年以上の保存が可能です。特に甘みが強く、最高級のデザートワインです。葡萄の粒を選ぶのに非常に人手がかかり、高価なものになります。
Eiswein (アイスワイン)	冬の早朝、氷点下のうちにつみ取られ、濃い果汁のみを使ったデザートワインです。純粋な水ほど氷点高いという性質を利用して、つみ取った葡萄の温度が上がらないうちに、果汁成分のみ搾り取ります。ドイツでは人工的に凍らせ、絞ったものはワイン法により禁止されています。ベーレンアウスレーゼに達し、且つ自然に氷結した果実を使用します。非常に濃厚な味わいのデザートワインです。
Trockenbeerenauslese (トロッケンベーレンアウスレーゼ)	QmPワインの最上級ワインで、世界的にみてももっとも格の高いワインとなります。貴腐のよくできている、最良の粒のみからなるぶどうを、干しぶどうに近いまでに縮むのを待った後、選り集めて造られるワインです。香り甘みともに非常に芳醇で、濃い琥珀色の風味の高いワインです。ドイツでは特別な食事の前、特別な祝賀会などのために用意されます。100年たってもその気品はなくさないといわれています。