Home 編集 表示 移動 ヘルプ 
 SINCE May 21,2000 


2003年3月のネットワーク構成
現在は、FLET'S ADSL 1.5Mbpsを利用しています。局舎からの距離が2.5km以上あるため、8Mbpsのサービスが利用できません。本当は16個グローバルアドレスが欲しかったのですが、とても高くて維持できません。そこで8個のグローバルアドレスのサービスで、妥協しています(現在はインターネット側ルータ・サーバ2台。ローカル側ルータで使用、2個アドレスが余っています)。インターネット側ルータにYAMAHAのRTW65b、ローカルセグメント側ルータにAirMacExtremeを使用しています。YAMAHA RTW65bは各種設定が充実していて、価格のわりにしっかりした設定が出来ます。AirMacExtremeは設定が簡単なのですが、機能が少なく思ったような設定が出来ませんでした。もともと、ホームユースの簡易ルータですから、妥協どころなのかもしれません。しかし、ルータ一体型の無線LANとしては、54Mbpsの高速な帯域を持っており、価格も比較的安価な方だと思います。本格的Radius認証(別途認証データ用サーバが必要)も可能なようで、学校などで広域無線LANを組む時などは、認証が一か所のサーバで可能になるため非常に便利です。

グローバル側機器
Web/DNS用プライマリサーバ
 Macintosh G4 Server With Mac OS X Server
Web/DNS用セカンダリサーバ(Webについてはメンテナンス中の画面のみ出力)
 PowerMacintosh G3 DT233改(500MHz) With Mac OS X Server
SMTP/POP3用サーバ
 Macintosh G4 Server With Apple ShareIP

サービスの保証
1.プライマリのWeb/DNSサーバに障害が発生した場合、手動でセカンダリのWeb/DNSサーバに接続変更することで(手動Failoverかな?)、各ドメインの「メンテナンス中」画面出力と、DNSサービスの継続をします。
2.サーバおよびルータ、SWHUBはすべてUPS(3台)によって、30分以上の電源保証をしています。

今回の構成変更で、若干問題が出ています。ローカル側から、グローバル側のサーバにftpがうまくできなくなってしまいました。グローバル側のサーバに、ftp用proxyを組んでやらないとだめかもしれません。
 →ftpについては、パッシブモードで行うことで解決しました(基本でしたね!?)。とりあえずproxy構築はしばらく延期にしました(2003年3月)。

2004年5月2日にNAS(Network Attached Storage)の導入をしました。Localの家庭内LANに置くべきデータを、今までは外向きのFirewallでなんとかごまかして、グローバル側ネットワークに置いていました。今回、家庭内のデータ用ディスクがぶっ壊れたのを機会に「I/O DATAのLANDISK HDL-160U(NAS本体)」と「HDX-UE160(増設用ディスク)」を導入しました。このペアがなかなか優れもので、本体に記録したデータを自動で定期的にバックアップをとることが可能です。バックアップ先は、内蔵ディスクにもバックアップ可能ですが、安全を考えると別ディスクにするべきだとおもいます。私の場合は、増設用のディスクをターゲットにバックアップをとっています。容量さえ許せば10世代まで残す設定が可能で、毎早朝5:00にバックアップを行っており、3世代のデータを残しています。増設用ディスクを、本体側より倍くらい大きな組み合わせ(本体120GB/増設側250GBのように)にすると、多数世代がバックアップできて理想かもしれません(購入してから気がついた...)。自動バックアップ中は共有されているボリュームを使用することが出来ない(マウント中は強制的にアンマウントされます)
ので、自動バックアップの時刻は生活パターンを考えて設定することが必要です。

難点は、Macintoshモード(afp)での共有の場合、ファイル名が32(半角)文字以下の制限があり、Mac OS Xでの長いファイル名になれてしまった私にはとっても不便です。また、2GB以上のファイルの取り扱いが出来ませんので、動画など大きなデータを扱うユーザには向かないかもしれません(smbで逃げることは可能ですが)。Windowsモード(smb)では上記2点の問題は有りませんが、Macintoshからの日本語(2バイト)ファイル名が化けてしまうので、すべて英語(1バイト)のファイル名にする必要が有ります。自動バックアップ時の問題としては、Windowsモードで使用できる2GB以上のファイルも、自動バックアップは出来ません。この辺りはメーカに改善をお願いしたいところです。

2004年9月11日ついにサーバ用のアクセスラインを光に変更しました。サーバの移行時には、サイトがうまく表示できないなど、みなさまにはご迷惑をおかけいたしましたが、なんとか無事に移行完了しています。今まで使用していたADSL 1.5Mbpsから光の100Mbpsで、ADSLはのぼり側が512Kbpsですから実質200倍はやい??んな事は有りませんでしたが、それなりに早いようです。光の場合、上り下りとも帯域が変わりませんから、サーバをご覧になるみなさまにはそこそこ体感できるかもしれません。構成図については、近いうちに更新いたします。

2004年9月19日構成図の更新を行いました。実はAirMacExpressも加わって、結構変わっています。これで、どこでもインターネットに加えて、どこでも音楽になりました。