Mac OS X Public Beta
うまくいって当たり前!?→ちょっと大変、動作保証外機種→浮上した問題点

動作保証対象外の機種にインストールしてみました

 「ちょっと大変、動作保証外機種!?」編
  1. Performa6410/136MB
    インストールしようとインストーラを起動、アラートに促されるまま再起動のボタンを押しました。そのままインストーラが起動してきますが、ファームウエアがなんとか...といわれてそこで固まってしまう。以前Mac OS X Serverをためした時もだめだったので、期待はしていませんでした。

  2. PowerBook3400/200/144MB
    Performa6410と同様の症状発生で、インストールが不可能。こちらはMac OS X Serverでインストール成功していただけに残念!噂では外付けHDDにはインストール出来たとか。外付けHDDにセットアップはしばらくしてから、再挑戦してみます。

  3. PowerMacintosh7500/100/192MB
    2台の純正HDDを積んでいますが、そのうちの1台をOSX用にあけて実験しました。純正以外の拡張カードなどはいっさいはずした状態、最初は純正のCPUカードでためしています。インストーラは何事もなく起動し、インストールを始めます。がしかし!インストールが終わり再起動すると、起動画面に切り替わりCDのアイコンが回り始めるとそこでストップ、CDのアイコンもそこで固まりました。CPUカードをInterwareBoosterG3/366に交換すると、何事もなかったように起動しました。その後、同社BoosterG3/466およびG3/500でも問題なく起動、動作は安定しています。実は後者466/500は、クロックダブリングとか言う方式を使いG3を駆動している物です。またMac OS 9では機能拡張書類が無くても、バックサイドキャッシュを認識する優れものですが、もしかするとその辺がOSXでは逆風になるのではと心配していました。このほかI/O DATEのPK-G3A400/512も持っていますが、こちらのカードでは、画面に初期画面の出力すらしませんでした。Mac OS X Serverはこのカードでもちゃんと動いていました。やはりずいぶんと書き直されたようですね。

  4. PowerMacintosh7600/120/384MB
    基本的に7500と同じロジックボードの機種ですから、ほとんど同様の結果で、InterwareのG3カードでは順調に動いてくれました。G3/466および500ではG4 Serverより動作は速く感じました。

  5. PowerMacintosh9500/133/512MBと9600/233/512MB
    これらの機種はストックの状態で、ロジックボードにビデオ回路が搭載されていません。このため純正のビデオカードが無いと難しいと考えます。インストール自体は問題なく終了したのですが、9500では起動までは至っていません。これについては今後もテストをしてみる予定です。以下は9600についてになります。純正の604e 233にて起動しました。ただし最初の1回だけです。その後どうやっても純正のCPUカードでは起動しませんでした。InterwareのG3カードはG3/366のみ動作しました。G3/466および500ではインストール終了後真っ暗な画面で止まったままで、それ以降HDDが動いている様子もありませんでした。Interwareのサイト内インタウエア通信でも同じカードが、他の機種では動かないことがあると書かれています。またその他動作したマシンについての報告も掲載されていました。7500/7600ではちゃんと動いていたG3カードも9500/9600では動かない、わからないものですね。

  6. SCSIのターミネート
    今までのMac OSですと、SCSIのターミネートがちゃんとしていなくても、とりあえず動いていました。しかし、Mac OS X Server、Mac OS Xではその辺がシビアになっています。特に内蔵HDDなど増設してある場合は、気をつけないとダブっていたり、ターミネートされていなかったなどがままあるようです。その辺を点検すると、今まで動かなかった物が動き出すこともあるようです。

うまくいって当たり前!?→ちょっと大変、動作保証外機種→浮上した問題点

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